一般社団法人センターポール

Add:東京都中央区新富1-15-4 3F

info@centerpole-japan.com

Tel: 03-6262-8880

Fax: 03-6262-8881

© 2017 CENTERPOLE

ロゴ ブラック.png
LINE__typeC.png

AbuDhabi Grand Slam Tokyo tour 2019

July 29, 2019

今年もアブダビグランドスラムが東京都大田区で開催されました。
ブラジリアン柔術の国際大会の中でパラスポーツカテゴリーも設けられ、豪華な会場、演出で出場選手だけでなく、見る側としても非常に迫力のある大会でした。
 

 今回は日本、アメリカ、ブラジルから19人のパラアスリートが集結。

パラカテゴリー参加者は微減ではありますが、今年新たに参加したアスリートも増えました。

パラアイスホッケーやパラ陸上など既に他種目で最前線で戦ってきた選手も参戦し、

昨年からパラ柔術の大会は各地に行っていますが盛り上がりや、注目を得ているように感じます。

改めてですが、ブラジリアン柔術(Jiu-jitsu brasileiro、BJJ)は、柔道を元にブラジルで発達した、寝技を主体とする格闘技。

柔道の様に投げ技もありますが、関節技や締め技等非常にバリエーションの豊富な展開で、マット状のチェスとも言われています。

パラカテゴリーですが現在17カテゴリー存在し、下肢の切断、下肢の機能麻痺、上肢障害、脳性麻痺、知的障害等、帯と体重以外にも障害別でカテゴリーが組まれます。

機能麻痺の選手との試合では受傷箇所に関節技かけてはいけない事。これがパラ柔術の特徴です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回センターポールアスリートからは堀江航選手が参加、パラカテゴリーでは今年のアブダビグランドスラム本戦で対決した元アメリカ軍人でMMA経験もあるRonald Mann選手と対戦

試合展開はRonald選手が序盤からペースを掴み上からのポジションで足関節で一本勝ちとなり、堀江選手はリベンジ達成とはなりませんでした。

 

 

他の試合で印象的だったのは脳性麻痺のカテゴリー。
脳性麻痺は何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障がいです。

今回は4名の出場で、このメンバーは普段大会でも対戦経験がある4人。そのうち3名は昨年のこの大会で柔術スタートと時期も同じ。

その中でも頭が一つ、二つ抜き出ていたのが加藤幹選手。

彼はもともと25歳の時から車いすソフトボールをきっかけにスポーツをスタートし、昨年、紹介で柔術をスタートしました。

この一年間で国内の大会だけではなく、アメリカ、UAEと国際大会にも積極的に挑戦し、トレーニングでは東京都世田谷区の道場IGLOOにてトレーニングを積んできた選手です。
IGLOOの斉藤穂高代表は『加藤さんはもともと気が強い選手、楽しみながら道場に来てくれていますが同じカテゴリーで勝てるように熱心に練習に取り組んでいる』と加藤選手の行動力に試合前も太鼓判を押していました。

その加藤選手が今試合、2試合とも一本勝ちで優勝。

昨年はデビュー戦でビギナーということもあり、なかなか一本に結び付きませんでしたが今回の試合で大きくステップアップした印象でした。

 

大会翌日の28日は堀江航選手が紫帯マスターⅡ、77キロ級でエントリー。

今大会はパラ選手で健常のクラスに出場したのが堀江選手ただ一人でしたので、どこまで勝ち上がるか非常に楽しみな試合でした。

昨年は優勝でしたが、1マッチのみ。

1回戦、2回戦堀江選手は下からのポジションで相手にバックを取られそうになりながら、なんとか耐え抜き決勝まで勝ち抜きました。

決勝の相手は同門CARPE DIEMの松山選手。
この試合も堀江選手は下からチャンスを伺いますが、相手の点数を追う苦しい展開に。
試合残り30秒でもしやと思う、逆転のチャンスもありましたがアドバンテージ1点ので試合終了のブザーとなりました。

 

堀江選手にとっては連覇を逃す悔しい結果となりましたが、同等のレベルで戦う姿に、

スポーツの壁はないこと、そして障害の有無を超えて競い合える柔術の素晴らしさをファインダー越しに感じることができた試合でした。


 

 日本パラ柔術のディレクター 唐川will氏は、

まずパラ柔術のカテゴリーをこのような国際大会で設けてくれるUAEJJをはじめとする関係者に感謝を言いたい。
柔術には人の人生を救うことができると信じている。
様々な壁を乗り越える力を与えてくれるのが柔術で、パラ柔術が今後も沢山の目に触れることで希望を与える存在になることを願っている。

もちろん今回の様に大会に出場して勝利を目指すことも柔術の楽しさの一つだが、人生の一部として溶け込んでライフワークとなれば人生がさらに豊かになるので、是非多くのパラアスリートにチャレンジしてもらいたいと、柔術の可能性についてメッセージ送りました。


 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

特集記事

センターポール活動報告 車いすバスケットボール、マリオ選手とアナベル選手が来日

July 16, 2019

1/6
Please reload

最新記事