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スポーツ選手として活動できていることは、同じ障害を持つ子供たちにも夢があると思う 42歳の挑戦者 石川丈則

November 28, 2017

2017年10月から、1人の車いすバスケットプレイヤーが海外での挑戦をスタートした。

 

そのアスリートは石川丈則(いしかわたけのり)選手だ。

 

石川選手プロフィール

 

石川選手は現在42歳。

東京都在住で2児の父でもある。

昨年ブラジルで行われたパラリンピックにも車いすバスケットボールで日本代表として出場したメンバーの1人で、今までは神奈川県藤沢市を活動拠点とするパラ神奈川SCで国内を中心にトレーニング、試合を転戦していた。

 

42歳、アスリートとしては大ベテランで家庭もある石川選手が何故、渡米しプレーに至ったのかインタビューを行った。

 

 

石川 色んな理由が重なってアメリカでプレーする決断に至りました。

まず1つは自分の家業が石川徳建設という父の代から続いているインフラ工事の会社です。今後海外を視野を入れた仕事の準備も必要になりますし、英語でのやり取りも増えてくる可能性もあります。まずは仕事の幅を広げる為ですね。

それとバスケットボールでも自分がどこまでやれるか、チャレンジしてみたい気持ちがありました。記事としてはこっちの方が話題になりますかね笑

 

ー家族は反対しなかったですか?

石川 両手放して送り出してくれた訳ではないですよ。まだ、子供も小さいし、今までも合宿と仕事でもっと家族との時間を作って行きたい気持ちもありましたし、去年の夏が終わってからも一線からは身を置こうとも考えていましたから。

 

ー決断に至った理由は何ですか?

石川 以前からセンターポールメンバーのルー(堀江航)や、大輔(三元大輔)からアメリカでの生活やプレーの様子を聞いていたのと、彼らを含めて日本人アスリートが海外でのラインを開拓してくれていたので。それと、子供たちが僕が"車いすバスケットボール選手のお父さん"である事にとっても喜んでくれているんですよ。

子供達の学校でも『お父さん何で車いすなの?』と聞かれる事も多いみたいです、だから選手としてもやれるうちは誇れる父親で入れるようもう一踏ん張りしてみようかなって。いざ出国するとなるとウルウルでしたけどね。

 

ーアメリカでの生活2ヶ月になりますけど如何ですか?

石川 今はアリゾナ州のアリゾナ大学WILD CATSのメンバーとして、チームのメンバーとアパートを借りて生活しています。みんな若い子ばかりですけどあまり年の差は感じませんね。それぞれの文化も違うんです。メンバーの中にはイスラム圏の選手もいるので宗教、食文化も違いますからね。全てが新鮮ですよ。

 

 

 

ー言葉の壁もあるかとおもいますが石川選手は英語は話せるのですか?

石川 英語は・・・からっきしですよ。嫁は英語が堪能なのですが、僕は話せないまま渡米したので苦労してますね。。。アメリカでの大学生活だけじゃなくて、英語を話せるように受けるクラスもありますけど、全ッ然話せない状態で渡米しました。英会話クラスではABC~♪って歌あるじゃないですか。あれからスタートしましたからね。

 

ーかなりご苦労されているんですね。。。

石川 ですね。。。宿題も多くて学生の時より勉強してますよ。今が一番勉強しているんじゃないですかね。

 

ー車いすバスケットボールは、如何ですか

石川 こっちは、順応出来ていると思いますよ。スポーツは世界共通言語ですし、今までも考えながらプレーする習慣を身に付けることが出来ているのでプレー中はそこまで言葉の壁で苦労はしないんですけど、チームスポーツだから意思表示と語学力が身につけばもっと良いプレーやスキルアップ出来るかなって思います。

アリゾナでのプレーはいい意味でコート上の上下関係が本当に無いんですね。チームでは最年長ではありますが、プレーが間違っている事があると、檄が飛ばされるし、みんな言いたい事は全て言いますね。

日本だと上下関係でなかなかコート上では言いたい事言えなかったりする事は少なからずあるかと思いますが、こっちでは全くと言って良いほど気にしない。コート上では主張しますね。

 

 

ー石川選手の所属しているアリゾナはどんなチームですか。

石川 僕らWILDCATSは全米選手権リーグです。

イリノイ大や、大輔が所属しているUTAは大学リーグなので普段は当たる事が無いんですよね。

去年、アリゾナ大は全米選手権8位で不本意な結果で終わってしまいましたけど、今年はチームとして優勝を目指しています。

チームの特色はハイポインター、ローポインター共にレベルが高いですね。僕も今その熾烈なスタメン争いの渦中です。

特に3点プレーヤーのタイロン選手がアウトサイドもインサイドも狙えるオールラウンダーがいるので心強いです。チームのプレーは選手層が厚いので、だれが出ても質が落ちないといった印象があります。

 

ーシーズン始まっていますが、今のところは如何でしょうか?

石川 今週末から、シアトルで試合があるのですが強豪のサクラメントとやってきます。

強い相手と出来るのは楽しみです!

 

 

石川選手との出会いは4年前。

一緒に食事をしながら『みんなに支えられながら同じ空間を過ごしてこれたけど、小学生の頃まわりの子供たちはみんなスポーツ選手になりたいって夢を持っていましたが、僕にはその選択肢は当時なかった。だけど今はスポーツ選手として活動できていることは、同じ障害を持つ子供たちにも夢があると思うんです』と打ち明けてくれたことを思い出した。

 

挑戦に年齢は関係なくチャレンジする石川選手の姿はパラスポーツだけではなく多くの人たちに一歩踏み出す勇気を与えてくれるだろう。

 

 

 

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